2017/08

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リハの後、昔からの友人と会う。
彼女いわく「浅いけど10年の付き合い」。
「浅い」は別に言わなくてもいいと思うが
確かにこうしてゆっくり話をするのは久々。
当たり前のように昔話で盛り上がる。
その当時の俺らと言えば
どこの誰かも分からないような人と
毎晩のようにどっかしらで酒を交わしていたから
どこでどう知り合ったかなんて
全く憶えてないし、全く重要じゃない。
お互いにだいたいが酔っ払っていたのだから
細かい記憶なんて最初っから無いんだし。
だけど彼女と話している間
頭の中ではずっとあの頃の音楽が鳴っていた。
店にはジャズが流れていて
それが安っぽい焼き鳥屋の雰囲気を更に助長していたけど
そんなことは全然気にならないで
リズムやベースラインやフィードバックギターのループが
頭の中を駆け巡った。
でもそれは「誰のなんて曲」じゃなくて
完全なるオリジナル。
10年前の俺らのオリジナルサウンドトラック。
会話の途中で彼女が
最近のお気に入りのバンドをiPodで聞かせてくれた。
俺も一発で気に入った。
静かに張り詰めた冷たい大地を
這うように響くベース。
居てもたってもいられなくなってきた。
頭の中の音楽が溢れ出しそうで
急いで家に帰ってギターを弾きたくなった。
彼女のほうもちょっと酔いが回ってきたみたいなので
そこでバイバイする事にした。
家に着くと、ベッドサイドにギターを寝かせて
ゆっくりと目を閉じた。
クルクル回るメロディーを紡いでは
ポロロンとギターを鳴らす。
素敵な曲ができそうだ。
あの頃の俺らが夢中になって作ってた曲。
その感覚がぷつぷつと湧き上がってきているみたいだ。







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